こんにちは!まとりょです。
今回は、ガス屋視点で、ガス会社の運営する料理教室について書いてみます。
ガス会社の料理教室のメリット
1回ぽっきりOK!
ガス会社の料理教室は、コース制ではないので、自分が行きたい講座だけ予約を取れます。
金額が安い
ガス会社の料理教室は、入会金もなく、1回ずつ参加時に参加費を払うシステムが多いので、気軽に参加できます。
講座1回あたり、大手ガス会社だと4000~5000円くらい、地方中小ガス会社だと2000~4000円くらいが相場です。
初心者からベテランまでコース分けされていて安心
初心者対象コースや、男性や親子限定など、参加しやすいコース分けがされています。
包丁を握ったことがない…!くらいの初心者さんから始めた方もよく見ますので、気軽に参加してみて欲しいです。
親子教室は大手料理教室よりも予約が取りやすく、穴場な場合も
ABCクッキングスタジオさんなどは、子供向け教室で人気キャラクターのコラボ教室があったりと豪華ですが、その分予約が取りにくいことも。
その点ガス会社の料理教室は予約が取りやすい傾向にあります。
人気キャラクターコラボなどはないかもですが、クマやパンダなど作りやすいモチーフで作ることが多いので、初心者でも参加しやすいです。
親子教室は、何歳から何歳まで?赤ちゃんは連れて行っていい?
年中さん(4歳)~、小学生以下までが多いです。
基本的に調理参加者以外の立入禁止となります。
おんぶしている赤ちゃんの足が鍋に触れたりする事故も懸念されるため、赤ちゃんのおんぶ参加も教室に確認しましょう。
子どもの背が調理台に届くか心配…
親子教室の際には、踏み台の用意がされるところも。
背が足りない場合は調理台でなく、席で作業をしたりと配慮いただける教室もあるので、確認しましょう。
お料理教室を貸切れるところも!
企業のレクリエーションや、幼稚園の食育イベント、youtube撮影などで料理教室を貸し切って使うこともできます。
レンタルキッチンスタジオとしての使い方は無限大!
中には調理を行う演劇として舞台となったことも…
デメリットは?
受講料が当日現金払い
キャッシュレス決済が広がる中、現在は当日現金払いが主流です。
行くのを忘れてしまったり、開催日間近でキャンセルすると、キャンセル料も掛かります。
キャンセル料の支払いも基本来店で現金払いなので、ご注意ください。
基本的に再開催がない
この講座、都合が悪くて行けないけれど、また開催するかな…?といったこともあるかと思うのですが、残念ながら1回きりの開催が多いので再開催や振替などはないことが多いです。
他の受講者と協力して作るので緊張する
調理台に対して2~4人で調理を進めていくスタイルのため、他の人と一緒の調理台で協力して調理していく形になります。
調理台はコンロやオーブンが2台ずつ、流し台が1台、といったスタイルが多いです。
最初は緊張して、迷惑をかけたくないから洗い物ばかりしていた…なんて方も。
初参加時は、スタッフが過ごしやすそうなメンバーの調理台に案内してくれたりと、サポートしてくれるので大丈夫。
スタッフから講師にも懸念事項は伝わるので、参加中も過ごしやすくなるはずです。
地方ガス会社では、申込が電話や来店のみのところも
ネット申込制度がまだなく、電話や来店で申し込むしかない教室もまだあります。
その分空いていたりするので、一長一短でもあります笑
そのガス会社を使ってないとダメなの?
他社のガス会社、オール電化でも全然OKです!
申込時に今使っているエネルギーや供給会社を聞かれたりすることはあるかと思いますが、それによって扱いが変わる!なんてことはありませんし、過度な営業が発生することもないです。
ただ、ガス会社を切り替えたり、電気を契約すると、料理教室に優先的に通えたり、受講料に割引があったりするところも多いです。
切り替えを検討していて、先に料理教室を受講したい場合は、言うと無料受講させてもらえたりするところも。(その後の営業頻度は未知数です…笑)
そもそもなんでガス会社が料理教室を?
一言で言えば、ガスの良さをPRしたいから。
最新のガスコンロってこんなに便利なんだ!という体験を、料理を通してPRしたいのです。
実際、レシピの中でも、ガスコンロの便利な機能を使って調理するように工夫されています。
もちろん、家のコンロに便利な機能がなくたって、IHだって大丈夫なように教えてもらえますよ!
ガス機器の販売営業をされてしまうのでは…?
DMが届くことはありますが、電話や訪問で頻繁に営業されるような事態は聞いたことがありませんので安心してください。
ガス会社は料理教室の利益だけで経営しているわけではないので…
届くDMも、楽しいイベントばかり載っているので、見ていて楽しいですよ!
作った料理は持ち帰り可能?
講座によります。パンやスイーツは持ち帰りを前提としていることも多いです。
持ち帰る際の袋や箱、保冷剤の用意は教室にあるか確認しましょう。
おかず等の料理に関しては不可なことが多いですが、教室によっては、箸をつけていない(食べる前に取り分けておくなど)という条件で自己責任にて持ち帰りOKというところもあります。(あまりいい顔はされません…)
持って行った方がいいものはある?
基本的に教室が提示する持ち物を持って行けばOKですが、あると便利なものはいくつかあります。
ビニール袋(2~3枚)
濡れたタオルやエプロンを持って帰ったりするときに重宝します。
上に書いたように、料理を急遽持ち帰ることも考えて、ジップロックタイプだと便利です。
油性のボールペン
最初に講師の作り方をデモンストレーションとして座って聞くスタイルが多いです。
その際にレシピにポイントを書き込んだりしますが、水性ペンだと調理台に持って行き水がかかったりすると滲んでしまいますので、油性のボールペンがおすすめです。
フリクションだとコンロやオーブンの熱で消えてしまうので、お勧めできません。
透明クリアファイル
調理台でレシピを見ながら調理しますが、汚れた手や流しの水でふやけてしまうと悲しいのでクリアファイルに入れておけば安心です。
調理中は調理台には食材や調理道具が溢れるので、少しでも調理台を広く使うために
・レシピをエプロンのポケットに入れて出し入れ
・換気扇にマグネットでくっつける
・クリップでコロナ用のパーテーションに挟む
といろいろと工夫されている方も多いです。
コンロやオーブンの排気口近くは熱風が出てクリアファイルが溶けてしまうこともあるので、注意しましょう。
家でもしっかり復習したい場合は、ボイスレコーダーやスマホで録画
男性教室や有名店とのコラボ教室で多く見られるのが、録画や録音。
特に禁止されていなければ、家でしっかり復習できるのでおすすめです。
ただし、三脚を立てるような大掛かりな撮影は邪魔になるのでやめましょう。
靴の履き替えがある場合は着脱しやすい靴を。ロングブーツは避けて
基本的には外靴を脱ぎ、持参or用意されているスリッパに履き替えることが多いです。
用意されているスリッパによっては歩きづらかったりするため、お気に入りのスリッパがあれば持参を。
床には水や調味料が垂れたりと、汚れたり滑りやすい環境であることもお忘れなく!
特に子供用スリッパは踏み台の昇降があればしっかりしたものがいいので、履きなれた上履きがおススメです。
親子教室の場合、子供が退屈しないグッズを
親子教室の場合も、講師のデモンストレーションを最初に聞くスタイルが多いです。
その場合、30分~1時間くらい静かに座っていなければならない時も…。
音が出ず、机上でできる時間つぶしグッズを持って行くといいでしょう。
ミニぬりえ、ドリル、お絵かき帳などの書き物がおススメです。
不安なら、見学に行こう
参加してみたい教室と近い客層だと思われる講座や、同じ講師が行う講座を見学してみましょう。
時間が合わない場合はフラっと来店しても、スタッフさんに少し案内してもらうくらいは対応してもらえると思いますので、心持ちは違ってくると思います。
まずは参加してみよう!
普通の料理教室と違って、かなり敷居が低いガス会社の料理教室。
気になるなら、1回行ってみる価値アリです!
会社などのイベント企画にも使えますよ~!
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