こんにちは!まとりょです。
最近のガス点検を装った事件、ガス屋としてはとても許せませんし、かなり営業妨害です。。
正直点検なんて何でもいいはずなのに何で「ガス点検」ばかりなのか…謎です…
そこで今回は、悪徳ガス点検の見分け方&防ぎ方をガス屋視点で考えていきたいと思います。
あと、前提として、ガスの検針で家に上がることはありませんので、「ガスの検針で…」と言って家に上がらせるよう言われた場合は絶対に応じないでください。
① 点検前には周知チラシが入ることがほとんど
当社では、まず点検の周知チラシを投函しています。
当社ではないですが、東京ガスさんはこんな形です。
ガス点検は事前にこんな情報が来るよね pic.twitter.com/y7aIjSv9Jn
— びびすけと天使のばば(ΦωΦ)ず (@timicat3) September 29, 2020
主な点検としては
・ガス保安点検のお知らせ(4年に1回程度、↑のチラシ)
・警報器の取替案内(5年に1回)
・ガスメーターの交換案内(10年に1度ですがメーター取付日によるので不定期)
が挙げられます。
まず、突然お伺いして突然点検を行う場合はほとんどあり得ません。
いきなり来て家に上がらせろ、という要件であれば一度断り、日程再調整で大丈夫です。
② お問合せは毎月の「検針票」記載の電話番号から
①のチラシが入っても、そのチラシが偽物だったら、チラシに記載されている番号に問合せても意味がありません。
一番信用できる書類は、毎月届く検針票です。
特にレシートのようなくるんと丸くなる用紙は、検針を行うの業者が使う、お高い専用機械の用紙なので、信頼度が厚いです。
検針票は、少なくとも3ヶ月分くらいは保管しておきたいものです。
検針票に記載されている電話番号は担当課じゃないかもしれませんが、同じ会社であればそちらから担当課に回してもらい、回答を貰いましょう。
③ チラシが入った時点で「誰が来るのか」を問い合わせる
地域別に訪問担当者が決まっていることがあるので、チラシが入った時点で訪問担当者の名前をフルネームで②の方法で電話して聞いておきましょう。
あくまでも当日「〇〇さんですね?」などとこちらから言わないように注意しましょうね!
④ 訪問当日、社員証の提示を求める
社員証を携帯していなければ、一度お引き取り頂くくらいで大丈夫です。
あとは「会社の電話番号を教えて」「社長の名前を教えて」等少々難しい質問を投げかけるのも一つかもしれません。
ドア前で待っていただき、℡にて「今日の訪問担当は誰ですか?」と検針票記載の番号に問合せてみるのもいいと思います。
とにかく、自分が納得できない場合はドアを開けないでください。
どんな手口が確認されている?
SNSで見ていると、結構いろいろな手口を目にします。
今日ピンポンが鳴って「下の階のガス点検です。オートロック開けてください」と言われ「なぜ私が開錠する必要があるんです?」と返したらしどろもどろになったので即110番通報した
ガス点検を装った強盗、流行ってるからみなさんもお気をつけて、いかなるときもドアチェーンしたまま対応が基本みたい
— なかがわ|2y&1mのパパ@在宅勤務中 (@nkgw_yuta) September 26, 2020
当たり前ですが、ガス点検は基本立会いの下行われるので、本人がいないのに開錠を他人に求めることはありません。
立会い不要の作業でも、基本は管理人の方に開錠いただくので、応じなくて大丈夫です。
まとめ
・ガスの検針で家に上がることはない
・点検前には事前に周知チラシが入り、その日に家に上がることはない
・一番信用できる連絡先が載っているのは、毎月届く検針票
・地域別に担当者が決まっていることがあるので事前に名前を確認する
・社員証の提示がない場合は家に入れない
・他所への用事のオートロックを開錠しない
全て当然のようですが、今一度肝に銘じておきましょう。
特に、自分が使用しているガス会社は必ず控えておきましょう。
ガス点検強盗の注意事項テレビで話してるけど、会社ロゴの服も名刺も簡単に偽れるし、事前点検のチラシも簡単に作れrちゃうな…
— カリオス (@kariosutora01) September 29, 2020
実際、↑のようにいろいろとたやすく偽造できてしまう世の中。。
チラシなどの貰うものに頼らず、自分で行動して確実に安心を手にしましょう。
警報器も実際自分でカンタンに取付できちゃうものなので、自分でやってみるのもアリです↓
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