こんにちは!まとりょです。
今日はゴロ合わせで「1126(いい風呂)の日」と言われます。
ガス屋の私としては、ぜひ「ヒートショック」についてお話させていただきたい日です。
ヒートショックとは
脱衣所などの寒い空間から、浴室の温かい空間へ移る際の寒暖差が心臓に負担を掛け、突然死を招くという現象です。
最近はメジャーな言葉になるつつあるので、知っている方も多いかと思います。
昨年は私の実家隣に住むおじいちゃんがヒートショックで亡くなって、パトカーやら救急車やらで大騒ぎでした。
しかも見つけたのが7歳のお孫さんで、PTSDになってしまったとのこと。
無理もないですよね…。
このおじいちゃん、その日も元気に畑仕事をして、私も道で挨拶していたので本当にビックリです。
この季節、実はすごく身近な事故なのです。
職場でも社員の親族が4名犠牲になっていました。
ガス屋としての無力さが半端ないです…。
どうしたら防げる?
一番は、脱衣所と浴室の温度差をなるべくなくすことです。
現代では「浴室暖房機」というものがシステムバスには標準装備されるようになりました。
後付けもできます。
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しかし高齢の方の住宅ですと、未だにタイル張りの浴室で温まりにくかったり、浴槽や浴室内の保温効果がそこまでなかったりするので、欲を言えばリフォームがオススメです。

そんな高額な対処法ムリ~!!
という方も多いと思います。
以下にカンタンにできる工夫をまとめたのでご参照ください。
今日の晩からできる!ヒートショック防止法6選
①お湯張り時に浴室のドアを開け、脱衣所との温度差をなくす
お風呂にお湯を溜める際、蓋をせず、暖かい空気が充満するようにします。
その状態で浴室のドアを開け、脱衣所に暖かい空気が行くようにして寒暖差を緩和します。
デメリットとして、お湯が冷めやすくなりますので、冷めないうちに続けて入るようにしましょう。
②脱衣所にファンヒーターを稼動させ、暖めておく
こちらもできれば、脱衣所だけでなく浴室のドアを開け一緒に暖めておくのがオススメです。
タイル張りのお風呂であれば、暖まりが悪いので2~3時間前から、それ以外であれば1時間前あたりから稼動させ、脱衣所・浴室を暖めておきましょう。
また、密室でのファンヒーターの稼動は一酸化炭素中毒事故に繋がる可能性があるので、ほんの少し窓を開けて行うのが安全です。
入浴時はファンヒーターの電源を消してくださいね。
ストーブは火災につながりやすいのでオススメしません。
ファンヒーターの周りにも、スプレー缶や燃えやすいものは置かないように注意しましょう。
脱衣所用の簡易暖房も今は結構安いので取付けもオススメです。
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③最初はぬるめの40℃で、入ってから追い焚き
冬場の湯温の平均は、だいたい42℃と言われています。
しかし42℃は身体が冷たくなっている分、結構熱く感じます。
熱すぎると、掛け湯の際に心臓に負担を掛けます。
まずは40℃くらいのぬるめのお湯を溜め、入浴しながら追い焚きで湯温を高めると負担が少なくオススメです。
④掛け湯は足から!
これは実践されている方も多いと思いますが、心臓近く、特に肩から最初にお湯を被ると、心臓への負担が大きくなります。
まずは心臓から遠い足先に掛け湯をし、段階を踏んで全身に掛け湯をしましょう。
⑤浴槽から出る時はゆっくり!
浴槽から洗い場に出た時、立ちくらんだ経験はありませんか?
28歳の私でも、時々立ちくらんでしまいますので、高齢者の方はより心配です。
手すりがあれば必ず使用して、ゆっくりした動作を心がけましょう。
転んで寝たきり状態への致命傷を負う方も多いです。
⑥パジャマの上は、できれば浴室内で着る!
暖めていたとはいえ、浴室から出ると脱衣所は少なからず冷たくなっています。
裸のまま出ると、やはり寒いです。
念には念をで、パジャマの上は浴室内で着用できると良いです。
リフォーム減税・補助金制度で、オトクにリフォーム
現在、国や自治体がリフォームに対して減税や補助金の助成を行っています。
減税や補助金で少しでもお安くリフォームをするのもひとつです。
自治体や制度によっては、先着順の早い者勝ち!なモノも。
こういった難しい補助金や減税制度は、リフォーム会社が一番良く知っています。
少しでもリフォームを視野に入れるなら、見積だけでも取ってみましょう。
この時期は混み合うので、早めの見積りがオススメです。
リフォームガイド なら、匿名で見積が取れるので、嫌な営業は一切ナシ!
多くのリフォーム会社から、ピッタリな会社を紹介いただけます。

当社にもよくリフォーム相談の時に名前が出るサイトなので、リフォーム検討中の多くの方が利用しているサイトで安心です。
この冬も、家族みんなで元気に乗り越えて、年越し・春を迎えましょう♪
私もおじいちゃんとおばあちゃんには長生きして欲しいので、リフォームしてあげたいな…。
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